今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

『白河くんには関係ない』

自分では思っていても、陽菜の口から聞かされると結構ショックだった。

 だったら、歩夢だったらいいのか。
 航太だったらいいのか。

 所詮は航太の代わり、送ってくるだけの。
 メアドだって、欲しがってくれない。
 もしかしたら、友達とすら、思ってくれていないのかもしれない。

 ダメだ。

 落ち込みだしたら、際限なく落ち込んでいきそうだ。

「白河さん。行きましょうか?」

 俺は歩夢を睨んだ。
 主導権を握られているみたいで、面白くない。

 はあ。
 俺は渋々立ち上がった。

 レースのカーテン越しの窓の外は、すっかり陽が落ちて真っ暗で、時計を見れば時刻は7時をとうに回っていた。


 思っていたよりゆっくりとし過ぎたみたいだった。