今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「ああっ!!……」

 思わず声を出した俺になど、2人は目もくれない。

 首に回した腕、耳に触れそうな唇。
 まるでラブシーンのような。

「正確に教えて。何キロ落ちたの?」

 傍から見ているとイチャイチャしてるようにしか見えないけど、歩夢の顔は真剣で、陽菜は少し強張った表情になった。

「えっ……と。い、1キロくらいかな」

 ぼそっと呟いた陽菜。

 やっぱり、痩せてたんだ。


「そっ。教えてくれてありがと」

「うん。ちゃんと言ったし、もう、いいよね。歩夢、離して」

「そうだね。もう少し、ちゃんと教えてくれたら離してあげる」

 陽菜の背中がぴくっと揺れた。

「ちゃんと……教えたよ」

 心なしか声が震えている。



 体重が落ちてたら何か問題なんだろうか。
 俺にはよくわからない。