今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「それは、歩夢でしょ。わたしは大丈夫だったんだから」

「なんか、不公平。登校時間30分の差は大きいよ」

 もしかしてこの前言っていたことか?

 夢中になって寝過ごしたとかって、ゲームが原因だったんだ。

 って、もしかして一晩中一緒にいたとか……まさかね。
 いくらなんでも同じ部屋に寝てたりはしないよな。


「まっ、いいや。そんなことはどうでもいいし。それより、陽菜痩せたんじゃない?」

 歩夢はスマホをソファ前のテーブルの上に置いて、数歩歩いて陽菜の前に立つと顔を覗き込んだ。


「そんなことないから。歩夢の気のせいだよ」

 陽菜はにこっと笑って見せたけど、

「ここら辺、ちょっとほっそりしたよね」

 言いながら歩夢は陽菜の頬に触れた。