今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「どーしたの? なんか大きな声が聞こえたんだけど?」

 睨み合っている俺達の前に、ひょっこりと陽菜が姿を現した

 険悪なムードが一瞬で霧散して、歩夢の表情が柔らかくなった。


 何だ? この違い。

 歩夢の陽菜を見る目がものすごく甘い。


「ん? ちょっとね、面白いゲームを白河さんから教えてもらったところなんだ」

 歩夢はサラッとうそをついた。

「えっ! ゲーム?」

 聞いた途端、陽菜の瞳が輝いたような気がする。
 もしかして興味があるとか?

「陽菜のに入れとこうか?」

「うん。……あっ、やっぱりいい。大会が終わってからにして」

「そうだね。寝不足になったら困るもんね。それとも遅刻したりとか?」