陽菜の手元にスマホが転がっていた。


 あっ!

 そうだった。

 
 
 新しいゲームアプリを手に入れたから、
 陽菜に教えたくて来たんだった。



 そしたら、珍しく陽菜の趣味に合ったらしくて。


 夢中になって遊んでいるうちに。


 いつの間にか、僕たちは眠ってしまったみたいだ。