今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「そうだ。白河くんも食べていかない? いつも送ってくれるお礼」

 思いもかけない陽菜の言葉に固まることしばし。

「お礼なら今貰ったけど」

 コーヒーに歩夢手作りのクッキー。
 焼いてくれたのは陽菜だから、そこは我慢する。

 夕食までごちそうになってよいものか。
 どうせ歩夢も一緒なのはわかっているけど。

「陽菜。無理強いしたらダメだよ。白河さんにだって予定があるだろうし。彼女と会う約束とか」

 即答できなかった俺を嘲笑うように
 歩夢が口を挟んだ。

「あっ。そうか、そうだね」

 大きく頷いた陽菜。
 何でそこで妙に納得する。
 ちょっと考えろ。

「おい、2人とも。勝手に彼女を作るな。俺には彼女はいないんだからな」

「そうなんだ」

「なにげにがっかりしてんだよ」

「だって、白河くんの彼女だったら、すごくかわいい子なんだろうなって思って」