今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「僕、ココアね」

「はい、はい。今、お湯を沸かしているところ」

「さすが、陽菜。よくわかってるね」

 歩夢は慣れた様子で陽菜の隣にいた。


 ここはLDKがL字型で、キッチンがオープンになっているから、
 ダイニングテーブルに座っていると2人の様子がよくわかる。


「陽菜もココアだよね。入れようか?」

「うん。そうだね。お願いしようかな。白河くんもコーヒー入れ直すね。冷たくなっちゃったでしょ?」

 まだ、半分ほど残っていたコーヒーだったけど、
 すっかり冷めていた。

「ああ」

 2人の様子を言葉もなく眺めていた。
 それぞれのことをしながら、動いている様は調和がとれていて、
 とても自然だった。一つの風景みたいで。