でも、しょうがないんだよね。
 僕が望んでしていることだから。
 


 陽菜にいつでも必要とされるように。
 いつも一緒にいられるわけではないから。
 
 
 僕にしかできないことって何?


 考え付いたのは、
 小さい頃、陽菜が僕の世話をしてくれたように、
 今度は僕がやってあげること。
 


 小学四年生から始めた色々な行為は、今では習慣化していて、当たり前で、陽菜もすっかり気を許しちゃってる。



 作戦は成功ってところかな?