チラっと隣を見ると
かーくんはじーっと紙を見つめてる。

そしてまた手紙がきた。


(かりん)


え?


パっと急いで隣を見たら
真っ赤な顔した、かーくん。


え、
まさか、まさか?


あたしまで真っ赤になりながら
テンパってると
また手紙がきた。


(好  き)


ひゃー!//


顔が熱を増してくのがわかる。


勇気をだして返事を書いた。


(あたしも)


そのまま授業が終わった。


なぜか
あたしもかーくんも
そのまま座って動かなかった。


二人だけしかいないような
そんな空間だった。