(え?)


隣を見たら一樹が窓の方を見ながら
プリントをあたしに見えるように
差し出してた。


わけもわからず
じーっと見てたら、
こっちを見てプリント指さした。

そして
爽やかでかわいい笑顔で
ニコって笑ったんだ。


あたしは
自分と同じ答えが書いてあって
自信が出て
小さい声で答えた。

先生「はい、そうですね」


ゆっくりと座って隣を見て
お礼をいった。


かりん「かーくん、ありがと。」


一樹「べ、べつに//」

照れくさそうに言う
かーくん。

そんな
シャイで優しいかーくんを
異性として好きになった瞬間。