保健室につくなり
「あれ先生いない…あたし呼んでくるね!」
「ありがと山本さん」
聖奈が保健の先生を呼びに行くのに飛び出す。
そんな聖奈はものすごく慌ててるようにも見えた。
「結菜ベッドで休みな」
おぶってたあたしを優しくベッドに下ろしてくれて
あたしの頬に手を当て親指でなぞる。
「倒れなくてよかった…」
柊斗の顔は『心配だよ』とでも言いたそうなそんな感じ。
頬に当ててた手をあたしの手に移しぎゅっと握る。
「何があったかわからないけど…無理してほしくない」
「柊斗…」
心配させたくないって…思ってても
逆に心配させちゃってるのかも。
解決したら…絶対話す…
「無理しないから…もうちょっと待って??」
「…わかった」
納得いってないのか言葉を濁してるように柊斗は言った。
でも瑛美ちゃんのこと言ったら…柊斗が何されるかわからない。
柊斗を失いたくないから。
「あたし少し休んでから教室もどるね」
「俺もいたい…」
「うれしいけど大丈夫だよ!!柊斗にはちゃんと単位とってもらわなきゃあたしも困るし!!」
「…なんも言い返せない」
先生を呼んで来た聖奈も戻ってきて
あたしに思い切り抱きついて「ごめんね」連発。
保健の先生に戻りなさいって促され、2人はいやいやそうに教室に戻って行った。

