心の底から君が好き②



「とりあえず保健室連れて行く」

「あたしも行く!!」


俺は結菜をおんぶして教室を出る。



それを瑛美が睨みつけてたなんて俺は知るはずもなかった…




*..*..*..*..*..*..*..*



「結菜やっぱなんかあったんだろ??心配させんなよ」

「……」



恐怖心かなんかがあるのか何も答えない。


「結菜…ごめんね。気づかないで…」


歩きながら山本さんが泣き出してしまった。



「…ごめんなさい…」


後ろから結菜がかすかに謝る。

その声には力がこもってないというか覇気が全くない。



ベランダで話した時は少しは普通だったけど

その直後くらいからおかしくなった…あの短時間で一体何が…




「結菜…とりあえず落ち着くまで無理に話さなくていいから」

「ありがとう…」



なんか弱々しい結菜を見てるのが辛い。

かわいそうで仕方なくなる。



どうにかしてやりたいけど…原因がわからないからな。



聞き出すよりも見つけ出すしか方法はないのか…