心の底から君が好き②



俺が名前呼んでも、真っ直ぐ向いたままで

全く聞こえてないみたいだったし…

これは気になる…



結菜は心配かけたくないからって

1人でため込むとこもあるから…逆にそれが心配なんだよ。



「横橋さん今日ぼーっとしてね??」

「やっぱ直哉もそう思うか??」

「あぁ…いつものテンションとは明らかに違うしね」

「だよなぁ…なんかあったんかな」

「横橋さんってそういうこと言わなそうだよな!」

「お前…なんで結菜のことそんな知ってんだよ…」

「いや…ただの憶測だけど」



直哉ってテレパシー使えんのか?ってくらい

ずばずば俺の思ったこと言うからたまに焦る。



「彼氏なんだから力になってやれよな!」

「当たり前だ!!お前はなんにもすんなよ!!」

「わかってるって」



俺を宥めるかのように肩をぽんぽん叩く。

なんか見下されてるよな俺。



結菜をずっと見ながら直哉と話してたけど

相変わらずボーっとしてる。


山本さんが話しかけても最初聞いてないのか無反応。

そんでしびれを切らした山本さんがバンバン机叩いてやっと反応示す。


これを普通と言う人はいないだろう。



寝不足にしては何日寝てないんだよ!って突っ込みいれたくなるけど

結菜の場合…絶対寝不足じゃないなこれは。



『なんでもない』素ぶりを見せると余計に気になるのが人間。

気にならない人もいるだろうけど、俺は気になる。