心の底から君が好き②


- 柊斗side -


さっきの結菜は反則だ…

いきなり名前呼ばれたかと思いきや

『大好き』なんて…



「あぁ…大好きだ…」

「おい。俺に言ってんのか?それ…おぇ」

「ちげぇーよ!!なんでお前に言わなきゃいけねんだよ!しかもおぇってなんだよおぇって!!」

「なんだよつまんねぇの」

「黙れハゲ!!」

「は?!俺はハゲてねぇ!!」



煩く喚いてる直哉をほっといて…

さっきの結菜のことが頭から離れない。


寝不足だって言うから手をひろげたら

素直に飛び込んでくるし…

一体どうしたんだろうか。



いや!嬉しいんだけどね!!

鼻血出る寸前だったんだけどね!



そう言えば、結菜に言われたからポケットにティッシュを常備し始めたんだよ俺。

いつ鼻血が出ても良いように。


結菜のハンカチ3枚犠牲にしたからね。





横に体の向きを変えて結菜を見ると


「結菜…やっぱ変だよな…」

「そうか?!かわいいと思うけどな」

「そういう意味で変とかじゃねぇよ!!様子がだよ!それにかわいいって言うな!!くそが!!」

「そんなムキになるなって!みんな横橋さんはかわいいって言ってるんだからさ!」

「おい直哉、そのみんなって誰だよ…ぶっ殺す」

「それって俺も入ってんのか?!」

「さぁなー」

「おい!!俺らって親友だよな?!そうだよな?!」



ぎゃんぎゃん煩いなこいつは…

それより結菜…今日ずっとボーっとしてるんだよな。

やっぱなんかあったのか?