心の底から君が好き②




「--…」



--バン!!!

机を思い切り叩いた音が。



「結菜!!さっきから声かけてるのにどうしたの??瞬きもしないから生きてるか心配になったよ!!」

「あ…!ごめんごめん…へへ」


その叩いた人物は紛れもなく聖奈で。

ずっとずっとあたしに話しかけてたみたい。


そんなあたしは教室に戻るなり席に着き、ずっと呆然としていたらしい。

確かにずっと上の空状態だったかも。

周りの声も遠くに聞こえる感じで…



「どうかした??」

「…いやなんにも!!」



これって聖奈に言ってもいいのか悪いのかわからなくて…今迷ってる。

言ったら多分…瑛美ちゃんに言いにいっちゃいそうで…

そしたら1週間も待たずに柊斗が…




「ダメダメ!!そんなのダメ!!」

「結菜?!」



危険だ…普通にできない。

これは自分で解決しなきゃいけない問題だろう。



「あぁ!!いや…あき兄と喧嘩しちゃってさ!!あはは」

「兄妹喧嘩かい!!すぐ仲直りするでしょ」

「そうだよね!!」


ごめんね聖奈。解決したら言うからね。



早くしなきゃ…それより1週間って短すぎだよ…

とにかく別れない方向でなんとかしたい。



目の当たりにした壁が分厚すぎるよ…

神様あたしは一体どうしたらいいの…