「--…」
--バン!!!
机を思い切り叩いた音が。
「結菜!!さっきから声かけてるのにどうしたの??瞬きもしないから生きてるか心配になったよ!!」
「あ…!ごめんごめん…へへ」
その叩いた人物は紛れもなく聖奈で。
ずっとずっとあたしに話しかけてたみたい。
そんなあたしは教室に戻るなり席に着き、ずっと呆然としていたらしい。
確かにずっと上の空状態だったかも。
周りの声も遠くに聞こえる感じで…
「どうかした??」
「…いやなんにも!!」
これって聖奈に言ってもいいのか悪いのかわからなくて…今迷ってる。
言ったら多分…瑛美ちゃんに言いにいっちゃいそうで…
そしたら1週間も待たずに柊斗が…
「ダメダメ!!そんなのダメ!!」
「結菜?!」
危険だ…普通にできない。
これは自分で解決しなきゃいけない問題だろう。
「あぁ!!いや…あき兄と喧嘩しちゃってさ!!あはは」
「兄妹喧嘩かい!!すぐ仲直りするでしょ」
「そうだよね!!」
ごめんね聖奈。解決したら言うからね。
早くしなきゃ…それより1週間って短すぎだよ…
とにかく別れない方向でなんとかしたい。
目の当たりにした壁が分厚すぎるよ…
神様あたしは一体どうしたらいいの…

