柊斗はいっぱい愛情表現してくれて
『好き』って気持ちを伝えてくれてる。
でもその逆にあたしは…
「結菜ちゃんほんとに柊斗のこと好きなの?あたしにはそう見えないよ!!」
「…好きだよ!!」
「ふ~ん。でも別れなかったら許さないから」
「許さない??」
なんか嫌な予感がする…
この先の言葉をあまり聞きたくないな。
「結菜ちゃんに何かするって言っても、あたしは何があってもいいって言いそうだから…」
「何が言いたいの…」
「柊斗になんかあっても知らないからね」
「は?!柊斗に何かするって言うの?!そんなの絶対許さない!!」
「だったら別れてよ」
瑛美ちゃんの顔は最初の笑顔とはうって変わって
ものすごく鬼の形相になっている。
それより別れなかったら柊斗に何かするって…
「なんで好きなのに別れなきゃなんないの!!絶対やだ!!」
「いいの??柊斗が危ないめにあっても」
「瑛美ちゃん柊斗好きなんだよね?!それなのになんで?!」
「あたしも一緒に柊斗と…」
「バカなんじゃないの?!」
この子は正気じゃない。
何を考えてるのか理解し難いよ。
「とにかく柊斗に危ないめに遭わせたくなかったら…期限は1週間。それまでに別れなかったら知らないからね」
「ちょっと待ってよ!!そんなの勝手すぎる」
「あたしはどんな手をつかってでも柊斗を手に入れるの」
「そんなの柊斗が望むとでも思ってるの?!」
あたしの言葉を最後まで聞かずに
瑛美ちゃんは逃げるようにこの場を去って行った。
「ど…どうしよう…」
これって…いけないやつだよね…
あたしはその場に立ち尽くし回らない頭を必死に回転させるが
パニック状態で何も浮かんでこない。

