心の底から君が好き②



柊斗はいっぱい愛情表現してくれて

『好き』って気持ちを伝えてくれてる。

でもその逆にあたしは…



「結菜ちゃんほんとに柊斗のこと好きなの?あたしにはそう見えないよ!!」

「…好きだよ!!」

「ふ~ん。でも別れなかったら許さないから」

「許さない??」



なんか嫌な予感がする…

この先の言葉をあまり聞きたくないな。



「結菜ちゃんに何かするって言っても、あたしは何があってもいいって言いそうだから…」

「何が言いたいの…」

「柊斗になんかあっても知らないからね」

「は?!柊斗に何かするって言うの?!そんなの絶対許さない!!」

「だったら別れてよ」


瑛美ちゃんの顔は最初の笑顔とはうって変わって

ものすごく鬼の形相になっている。


それより別れなかったら柊斗に何かするって…



「なんで好きなのに別れなきゃなんないの!!絶対やだ!!」

「いいの??柊斗が危ないめにあっても」

「瑛美ちゃん柊斗好きなんだよね?!それなのになんで?!」

「あたしも一緒に柊斗と…」

「バカなんじゃないの?!」


この子は正気じゃない。

何を考えてるのか理解し難いよ。



「とにかく柊斗に危ないめに遭わせたくなかったら…期限は1週間。それまでに別れなかったら知らないからね」

「ちょっと待ってよ!!そんなの勝手すぎる」

「あたしはどんな手をつかってでも柊斗を手に入れるの」

「そんなの柊斗が望むとでも思ってるの?!」



あたしの言葉を最後まで聞かずに

瑛美ちゃんは逃げるようにこの場を去って行った。




「ど…どうしよう…」


これって…いけないやつだよね…

あたしはその場に立ち尽くし回らない頭を必死に回転させるが

パニック状態で何も浮かんでこない。