心の底から君が好き②



結局昨日の帰りの土手…柊斗の家の近くだったらしく、何故かわからないと言ったらしい。

…いやいや!!全く柊斗の心読めンわ!!



今は授業の合間の休憩でトイレから教室に

戻ろうと歩いてる。



相変わらず瑛美ちゃんは柊斗に会いにくる。

柊斗はあたしを不安にさせないようにしてるのか

少しだけ愛想悪くなったようにも見えた。



こんなことしなくてもいいんだけどな。

柊斗にも瑛美ちゃんにも悪い気がする。



だから瑛美ちゃんがいなくなったら

普通に話していいよって言おうと思う。





「いろいろ難しいな」



洗った手をハンカチで拭きながら歩く。

教室に戻ったらまだいそうな気がするな。



不安は消えたけど、嫌は嫌だよね。

ほんとにあたしは心が狭いんだな。





「ねぇねぇちょっと来て!!」



--ドキ!!


いきなり後ろから話しかけられて

そのまま腕を掴まれ引っ張られる。


何この状況?!


よく見るとこの引っ張ってる人…


瑛美ちゃん。



なんか用なんだろうか。

あたしは引っ張られるがままについて行く。