いつもなら弟が『来んな!!』って言うけど
「……」
何も反発してこない。
なぜだ…何が起こったのか。
あぁ…姉ちゃんが迎えに来たのが嬉しかったんか。
だから気が緩んでるんだな。
「とりあえずもう行こう」
結菜は弟と俺を交互に見ながらそう言った。
そして俺らは結菜の家に向かって歩き出す。
*..*..*..*..*..*..*..*..*
結菜の家に到着。
玄関に入ると結菜のお母さんがやって来た。
「おかえりー!あら柊斗くんじゃない!いらっしゃい」
そう言ってにこってする。
この顔結菜にそっくりだ。お母さんに似たんだな。
「お母さん柊斗もご飯いい??」
「もちろんよー!!是非食べて行って」
「ありがとうございます!」
俺は夕ご飯に招いてもらうことになった。
それよりやっぱり弟が反発してこないのが不思議である。
まぁ浮かれているのだろう。
とりあえず弟の前でべたべたするのは
やめておこうと決めた柊斗であった。

