教授夫妻が謎の死を遂げて、1週間
同級生の弁護士荒川優馬が、夫妻の遺言書を持ってきた
娘の大崎優子と長野の別荘に行き
遺言書を読んで欲しいとの伝言
僕は大崎優子と連絡を取り
木曜日17時別荘に着いた
折からの南岸低気圧で、建物は雪に埋れかけていた
屋根付き車庫は2台収容でき、既に赤のランチャが停まっていた。
「こんばんわ、優子さん」
「どーも優さん、両親がなぜここを選んだのか謎ですね」
「おそらく、ここに研究に関する何かがあると思うんです」
「優さんと私を呼んだ理由」
「息子だからかもしれません」
その時、落雷で照明が消えたが、大型テレビが
何故かついた
「私は、スノーランドの妖精と呼ばれる、サーシャ
今から、お二人には、信じがたい話をします