「どうした?」圭が言った。


「なんか 左足に違和感が…」



「大丈夫かよ~」



あはは~ 俺が笑うと圭は真剣な顔をして



「おいおい 立てるか?」



まあ たてないわけではない。



「大丈夫 立てないわけではないから」



そう言って俺は ホイッと立った。



「悪い! ベンチで休んどく」



ベンチへゆっくりと歩いていった。



(痛って~ 明日には治るだろう…)



ベンチに座って10分たらずでゲームが終わり 



俺は家に帰っていった。