彼女は いきなり前を向くとまた 



今までの麗李にもどっていた。



「それでね…」



それからも 麗李の他愛のない話をきいていた。










あっという間に時間がたって 



俺の診察の時間が近づいてきた。



「もう そろそろいかなきゃ」



俺が彼女に言うと 寂しそうな顔をして



「うん 早くよくなるといいね」




といってくれた。









それから 診察に行き 診断結果はただの捻挫。



(よかった~)



「また 3日後きてください。」







と言われ会計をすませると彼女の姿が目に飛び込んできた。



声をかけたいけど かけれない自分に腹がたった。



また 3日後彼女に会えたらいいな



なんて おもっている自分がいた。