「だろ?優も変なの引くの期待してるから」 「やめろよ。変なの引いたら得点入んねぇじゃん!」 宮田と話していると、俺の前には誰もいなくて、 第四走者が走ってきた時俺の番が来た。 担当者からGOサインが出ると、くじの所に向かって全速力で周りも気にせずに走った。 「変なのだけは頼むから出ないでくれ」 そう願いを込めて、一つのくじに手を伸ばした。 そして急いでその紙を開くと……。