「うわあ!」 佑輔はいつもよりもぎゅーぎゅー抱きしめてくる。 ……なんかここに可愛い男の子いるんですけど。 いつもならこんな可愛いこと絶対言ってこないのに。 と言うかドキドキがやばすぎる。 絶対佑輔に聞こえてるよ。 「ちょっと佑輔、くっつきすぎだよ」 と言って離れようとしたら、ビクともしないし 佑輔はあたしに抱き付いたまま寝息を立てながら眠っていた。