そう。
普通のやつだったら
俺が隣だったり
燐光のやつらが近くだったら
媚を売ってくる
でも咲坂は売ってこなかったんだ
だからかな。
俺はそれからすこし咲坂と話した
そんな咲坂はよく見ると可愛かった
頬を膨らまして拗ねたりするところが
女をこんなに見たことなんてなかった
まぁ究極の女嫌いですから(笑)
少し話してから咲坂は
梓「佐々羅梓斗さん?
風邪には気をつけてくださいね。
では私はこれで帰ります
ではまた明日((ニコッ」
そう笑った咲坂に不覚にもドキッとした
俺、絶対おかしい。
おかしすぎる。
なんだよ。
咲坂が居なくなってからも
俺はずっと咲坂のことを考えてた
気づいたんだ。
俺咲坂...いや、那ノ覇に惚れた
あいつの普段の姿見てぇ
眼鏡とったところ見てぇ
うわー。気づいたらドキドキ止まらねぇ
このことは秘密にしてアタックするか
悠も絶対気に入ってる
しゃあねぇ。
頑張るか
