梓「おい。聞いてるか」
那「あ、はい。
嫌がらせなんてされてませんよ?」
あれあからさまにもいじめだろ
梓「・・・」
梓「嘘」
咲坂は驚いた顔をすると言い始めた
那「本当です。
もしかして先程女の子に呼ばれてたからですか?
あれはちょっとした用事です。
ですから嫌がらせではありません。」
どうして嘘ついてまで・・・
必死に嘘ついてまで隠す必要なんて
ないだろ。ばか。
てかなんで俺女に対して心配してんだよ
意味わかんね
梓「そうか。ならいい。
もし...嫌がらせされてるんなら
俺に言えよ。」
那「え?心配してくれてるんですか?」
咲坂はニヤニヤしてる。
梓「別に違う。」
そういって恥ずかしくて顔を背けた
那「ふふっ♪耳、真っ赤ですよ?
でも究極の女嫌いの佐々羅梓斗さん
がどうして私なんかに話しかけたんですか?」
究極の女嫌いって...
まぁそう噂されてるなら疑問だよな
実際そうだし
でも俺でもわからねぇ
でも咲坂と話したいって思った
梓「究極の女嫌い・・・」
咲坂はまずいって顔を俺に向けてくる
梓「まぁ当たってる。
話しかけたのは売ってこなかったから。」
