その声は、ガヤガヤしてた教室では、あまり目立たなかった。 その時、あたしは目の前が真っ白になったのを覚えてる。 だって、あたしはずっと友達だと思ってたから。 なのに、涼は違ったんだね。 そう思ったことが何度もあった。