ん?誰かいるのかな・・・?

見てみると、さっきのかっこいい人がいた・・・あれ?忍お坊っちゃま?ももももしかして!この人が!?

うーんでも、校長先生には見えないしな・・・校長先生の子供とか?かな?


「・・・おい、そこの女、さっきの変な奴だな。ここのクラスなのか?」


「はい、まぁ・・・」


変な奴とかやめておくれっ!忍殿!あたしはうるみと言うお名前があるのだ!


「んじゃぁ、入れよ。」


先生は大きなドアを開け、あたしたちと一緒に中へと入って行った。

忍お坊っちゃまは自分の席に座って、先生は黒板にあたしの名前を書いて言った。


「はい、今日から転入してきた如月 麗美さんです。みんな仲良くしてくださいね。では、姫から、なんか一言をお願いします。」


先生が姫と言った瞬間になんかみんながザワザワした。何でだろう・・・


「は、はい!麗美です!今日からよろしくお願いします!」