「あーれ?うるみじゃなーい!」


「あ。よぉ。うるみ!こんな時間にどおし…」


二人が「はっ!」っと目を大きく見開いていたのに、ん?と一瞬思ったが考えるのに時間はかからなかった。

あぁー。そう言うことか。


「「だ、誰…だ。こいつ。」」


「え、えーっと…ですねー。そのー。」


どうしよう。どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう!!


「あ。もしかして彼氏かー?」


「おぉー!やるなぁー!うるみ!初日ですぐ彼氏とはなー!チッチッ!さすが我が妹!」


「あ、あのね、お姉ちゃん…」


「…おい、如月こいつら頭大丈夫か?」


なっ!失礼な!お兄ちゃんとお姉ちゃんになんてこと!


「さぁさぁ!お母さんにも紹介しなきゃな!くるが良い」


きゃぁーーー!お兄ちゃんやめてよー!こんなやつお母さんに紹介しないでーー!彼氏違うから!お願いー!