暗い教室の中・・・

あたしはずっと助けを求めて、さっきから叫んでる。


「誰かーーっ!助けてくださー一いっ!誰もいないのー??」


・・・聞こえないのかな・・・

どうしよう。どうしよう。どうしよう!!

何かドアを開けられそうなもの・・・教室を明るくさせそうなもの・・・


「ない・・・ん?」


あたしは、壁にあったスイッチ的なものを見つけた。


「あ!これ、もしかして電気のスイッチ??」


あたしはスイッチを押してみた。


「やったーっ!電気ついたどーっ!」