「あれー？みきちゃん？みきちゃーん？」


いくら叫んでもみきちゃんの声が聞こえない・・・

暗いから、ドアがどこにあるかも分からない・・・


「うふふ・・・あんたって馬鹿だねぇーっ！」


え？今の声はみきちゃんの？


「え？ちょっとみきちゃん？これはどういうー・・・」


「はぁ？なぁに？まだ今の状況がわかんないの？ほんっと！馬鹿じゃないの！あんたはね、今、そこで閉じ込められてるの！分かる！？」


閉じ込められた・・・？嘘でしょ？みきちゃん・・・


「ちょっとみきちゃん！？なんでこんな事するの？ね！みきちゃん！！」