High school Love

「あんた入学そうそう遅刻するわよ!」


お母さんはいつも通り慌ただしく朝ごはんを作っていた



「わかってるよー」


「本当にマイペースだよね」


お姉ちゃんがパンをかじりながら言った


「うるさいな あっ、もう行かなきゃ」


時計を見るともう遅刻寸前の時間


「ちょっと! 朝ごはんは?」


「いらない! いってきます!」


私は勢いよく玄関のドアを開けた