「あれ?七、顔赤いよ?」

「っ!これは先生に注意されて恥ずかしかったから」

「なーんだ、克佳君と話してたからじゃないんだ!」


はぁ?意味分かんねえ

俺は寝たふりをしていて
七の顔は見れない


「変なこと言わないで」

「大丈夫!
今寝てるし、聞こえてないよ」


寝てないし

モロ聞こえだけどな

俺はフッと鼻で少し笑った


会話を面白がって聞く