地味な女の子の仕事


黒板から離れようとしたとき、



「優奈おっはよーーーー!」


ドンッ

背中にすごい衝撃がきた。



「うひゃぁぁあ!!」



おまけに変な声まででたし.....。



優奈って学校で呼んでくれる人はただ一人だけ。


「香菜重たいよぉー」




あたしの大親友の香菜しかいない。

香菜はあたしの首に手を回して背中に抱きついてる。


「優奈今日も可愛いね!!また同じクラスで嬉しいよ!!」


「可愛くないけどね。今年もよろしくね。」

「もぅ!優奈は可愛いんだから!」


背中から離れて頭をなでなでされてる。




これは毎回恒例なの。