「……………」
立ち尽くす私を見て

銀色の髪をした奴が

「お前…名前なんて言うんだ?」

と聞いてきた。
だからさっさと名前教えて、
さっさと帰ろうなんておもって

「桜川要だ。」と言って立ち去ろうとした瞬間

パシッッ

と誰かに手を掴まれた。

「ちょいちょいまてまて。
俺らにもちょいと紹介させてもらえねーかな?」