のっそりとベッドから起き上がる。



....昨日の紫さん....。




どううやら、いろいろ知ってるみたいだった。





「おかーさんか....」





きっと、私を預けるにあたっていろいろ喋ったんだろう。






「全く、余計なことを......。」





私の 覚悟 が変わるとでも思っているんだろうか。






「美鈴(みすず).......」










”ほら!!凄いね!!!!!!”





”どうか、貴方の世界が..........”





”....信じてるよ”








”お姉ちゃん”









透明な熱い熱い液体が一筋だけ頬を伝っていた。