夢を叶えるには恋人が必要です!





呆ける私を完全無視し、天道は続ける。





『まぁまぁ。そんなに遠慮しないで。』




『い、いや、あのさ、』






『そうだね、まずはあのことでも話そうか。


僕らの国ではあり得ないことなんだけどね?』





な、なんかすごい押してくるんですけど!!??





『じゃあ、行こうか。カンザワさん』



天道はそのまま、グイッと私の腕を掴み、連行した。



....いや、正しくは私を連行していった。