呆ける私を完全無視し、天道は続ける。 『まぁまぁ。そんなに遠慮しないで。』 『い、いや、あのさ、』 『そうだね、まずはあのことでも話そうか。 僕らの国ではあり得ないことなんだけどね?』 な、なんかすごい押してくるんですけど!!?? 『じゃあ、行こうか。カンザワさん』 天道はそのまま、グイッと私の腕を掴み、連行した。 ....いや、正しくは私を連行していった。