君のそばで笑っていたくて





綾花だ!相変わらず早いよなー。朝に強いっていいな!




「おはよ~♪」




「遅いよ未来。待ちくたびれた!」




いや、あなたが早いだけでしょうが。




「あ、あの後どうしたの?私の帰った後。」




「んーと、陸と口ゲンカしてその後先生に掃除押し付けられたんだ……」




「へぇ。大変だったね!てか未来、森崎くんの事呼び捨てなの?怪しーい☆」




綾花、何言ってるんだっ!私はあんな奴大嫌いなのに!




「怪しくない!!私、嫌いだから。アイツ」




ふうん、と言いながらニヤついてる綾花。絶対からかってる!!




「はあ。本当に違うから!」




「お幸せに~♪」




綾花が逃げるように去っていった。




私と陸……ないないないない!ありえないわ!