何十人もの女の子がズラッとならんでたっけ。
「ドイツもコイツも俺や晴久にばっかり、色目使って大事な仕事なにもしなくてさ。」
晴久というのは、バスケ部のキャプテンの鈴木 晴久先輩のこと。
八神先輩に負けず劣らずのイケメンで、この学校のNo.2の人。
「だけどお前だけはどの部員にも平等で、地味でキツイ仕事も一生懸命やってたんだよ。」
あっ...。 そんなこともあった。
でもただ、皆なんにもしなかったから必然的に、先輩たちのこと知らなかった私に仕事が回ってきただけなのだ。
「おまけに頼んでないことまで、やりはじめて.....。」
それだって、凝り性の癖がでてしまっただけだ。

