「別れ」の30秒後に








何十人もの女の子がズラッとならんでたっけ。





「ドイツもコイツも俺や晴久にばっかり、色目使って大事な仕事なにもしなくてさ。」






晴久というのは、バスケ部のキャプテンの鈴木 晴久先輩のこと。

八神先輩に負けず劣らずのイケメンで、この学校のNo.2の人。





「だけどお前だけはどの部員にも平等で、地味でキツイ仕事も一生懸命やってたんだよ。」




あっ...。 そんなこともあった。 


でもただ、皆なんにもしなかったから必然的に、先輩たちのこと知らなかった私に仕事が回ってきただけなのだ。




「おまけに頼んでないことまで、やりはじめて.....。」




それだって、凝り性の癖がでてしまっただけだ。