ふと、一台のキャンピングカーが目にとび込んだ。
後部のドアは閉じたままでその上に薄紫ののれんのようなカーテンのような布が掛けてあった。
それにはブロック体で「regret medicine」と明らかな手縫いで縫われていた。

当然英語は読める。
しかし、俺はその意味を奇妙に思い、ドアを開けた。