「ん…」 翔哉の「キスアラーム」でわたしは目が覚めた。 「今日仕事ないのにー、もうちょっと寝させてよー。」 「しょうがないだろ、めるが先に誘惑してきたんだから。」 翔哉の言葉に、わたしは思わず赤面した。 いつも突然人を赤面させる言葉を発する翔哉に、もう慣れたがやはり顔は言うことを聞かない。