中は普通のドラッグストアだった。
わたしは夢を見ていたのか。
でもかいとが生きてるのは事実だ。

「あの、名波華恋さんですか?」
「あ、はい。」
尋ねてきたのは二十歳くらいの女性だった。
女性は封筒をわたしに渡してきた。