クレサさんは泣いてるわたしを見て、小さな溜め息をついたが、「わかりました。」といい、棚から一つのフラスコを出し、もう一つの棚から紅茶のカップを出した。

「では、彼岸花風味はいかがでしょうか?」

クレサさんはフラスコの中の液体を紅茶のカップの中に注ぎ、わたしに渡した。