「・・・ただいま。」

家に帰って来たのは
秋谷 茉菜(あきたに まな)

彼女は毎日 悲しそうな顔をして
帰宅する。 家には誰も居ない。


「っ・・・ 。」

彼女は 毎日帰宅後、すぐに
部屋へ向かう。一人で泣くために。

「なんで…っ…なんで 私が… 私じゃないのにっ…」

彼女は いつも一人。
学校でも 家でも。

味方はー