「おはよう。」

「おっ、おはよう。直。」

「おはよ。」

「はよ。」

なんか、今日は多いな。
豪兄と森兄と吟兄がいる。
いつもは、だいたい二人なのに。

「え…?」

いきなり、仁兄に手首を捕まれた。
どうしたんだろう。脈なんて図って。

仁「お前、体調悪くねぇーか?」

「うん、大丈夫」

仁「そうか。」

ん?
どうしたんだろう。
私はいたって普通なのに。
それに、喘息だって高校入ってからは一回も出てないし。体育だって受けれるまでになってるし。
大丈夫だよね…
うん、大丈夫。

仁「じゃあ、食うか。」

「「「うん。(おう)」」」