そして、天井をただボーッと見ていたらあっという間に一時間が過ぎていた。




コンコン


「はい。」





「おはよう。直」





そういってはいってきたのは、豪兄だった。




「今日退院だったよな。」




「うん!」





「なんか、やけに嬉しそうじゃん…」






「だって、嬉しいもん!」






「そっか、でも、熱がなかったらの話だけどな笑」







うっ…






「ぜっ、絶対ないもん!」