仁「ふっ…」

仁兄はなにも言わずに私を抱き締めてくれた。

あったかい…

今、こんなこと思うのは不謹慎かも知んないけど…

「お兄ちゃんたちの妹で良かった…」

仁「バカ。これからもだよ。
なにがなんでも俺たちが助けてやるから   だから、お前が諦めんなよ。」

「諦めないよ。」

絶対に。お兄ちゃんたちがもういいってくらい生きてやる。
途中でなんか死んでやんない。

神様!
私はあなたに与えられたこの試練を絶対絶対絶対乗り越えて見せるんだから!
見てなさい!