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森「ふぅー…
あー、焦った…
来たら、直が床に倒れてて気持ち悪いって   言うから…
それに、喘息の発作っぽいのでてきたから   かなり焦ったよ…」

仁「あぁ。ありがとな。」

森「あ、でさ兄さん。
気になることあるんだけど… 」

仁「ん?なんだ?」

森「直さ、病気ってことないよな?」

仁「え?なんで?」

森「いや、最近立ちくらみとか、鼻血とか結構   出るじゃん?
それって、不良性貧血じゃないのかなぁー   思って。いや、俺もそれは信じたくないん   だけど。でも、吟も、不良性貧血じゃない   けど結構重い貧血もってんじゃん?
貧血って遺伝あるの?」

仁「まぁー、疑いはあるだろうな…
遺伝はある。じゃあ、直が寝てる間に採血   しとくわ。」

森「うん。」

仁「まだ、吟たちには言うなよ。
あー、でも、兄貴には言っとく。」

森「わかった。じゃあ、俺帰るわ。」

仁「おう。気をつけて帰れよ。」

森「おう!」