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あー、なんかクラクラする。
寝てるのにな…
でも、明らかに体がおかしい。
自分の体に鈍感な私でもおかしいと思う。
それに、なんか気持ち悪い。
でも、寝てれば治るかな…
よし、寝よう。

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うー…気持ち悪い。
吐きそう。
トイレ行こう…

ーガタッー

「ったぁ…
ゴホッ、気持ちゴホッゴホッ悪い。」

あー、視界がグルグル回ってて余計気持ち悪くなってきた…

「おにい…ちゃん…
たすけ…て…」

ーガラッー

「なおー、大丈夫かー?」

あっ、森兄…
よかった。

「森兄…気持ち悪い…」

森「えっ!?どんな風に?」

「なんか、クラクラする。」

森「貧血かな?いつから?」

「結構前から。
横になっても気持ち悪くて、ちょっと寝たら治るかなって思ったんだけどなかなか治らなくて…どうしよう、どうしようって思ってたら吐きたくなって、トイレ行こうとしたら歩けなくて…ゴホッゴホッゴホッそしたら森兄が来た。
ハァ、ハァゴホッゴホッゴホッ」

森「直?落ち着こう?
今、仁兄呼ぶから。ね?」

「う…ん」