悠久幻夢嵐(2)-朱鷺の章-Stay in the Rain~流れゆく日々~







生贄も人柱も関係ない。






ただ……
この手で納められる平穏を
手に入れたいだけなのに……。








精神的に疲れ果てた俺は、
その日もマンションに帰宅すると
意識を手放すように
ベッドで眠りについた。






朱鷺宮。


瞳に何も映さないように
生きている、寂しそうな
アイツの目が焼き付いてはなれなかった。