*子供girl×大人boy*
彼女の一歩的とも思われる攻撃をさらりとかわす、冷血彼氏。
そんな2人が織りなす、ちょっぴり切ない恋物語。
『...はあああああ.....』
私は溜息を何回ついたのだろう。
最近付き合い始めた彼氏が私を構ってくれないのだ。
私は甘えたいのに!
『あー...もう!』
まあまあ、帰りだけは一緒に帰ることになってるからそんときにめっちゃくちゃ甘えてやる!といき込んでみるものの、そんな勇気のかけらもない。・・・・・
くだらないことで、1人悩んでいると
「おい」
と誰かに呼ばれる。
後ろを振り返ると、一緒に帰る彼がいた。
『あっ!きてくれたの?』
「.....きてくれたもなにも、お前遅すぎる。なにボーっとしてんだよ。」
そう、いつも私が彼の教室へ行くことになっているのだが今日に限っては悩み事を・・・
「行くぞ」
『うんっ』